バイクのシリンダー数によるメリット・デメリットをまとめてみる。

世の中のバイクには、単気筒や2気筒、果ては6気筒まであったりします。


一般的に大きな排気量になればなるほど、気筒数が増えたりするもんですが、なぜエンジンによってシリンダーの数が違うのか、50ccには何故単気筒しかないのかをまとめてみたいと思います。

熱効率がーとか、機械損失がーとか難しい事は書きません。
単純にメリット・デメリットだけ書いていきます。

単気筒

50ccは全部シリンダー数が一つの単気筒エンジン。
250cc、400ccにも使われている。

代表車種は50cc全般、ヤマハSRシリーズなど。


単気筒のメリット

 ・整備が簡単
 ・燃費が良い
 ・基本的にトルクがあり、乗りやすい。
  

単気筒のデメリット

 ・最大出力が出しづらい
 ・多気筒エンジンに比べ、アクセルレスポンスが悪い
 ・振動が大きい
基本的に低回転で運用するエンジンですが、CBR250R(MC41)のように高回転型のエンジンもあります。

縦型と横型があり、縦型が高回転型、横型がトルク型というような感じです。

50ccで単気筒エンジン以上を採用すると、回転数はなるがトルクが全くなく、50ccの運用目的である街乗りに適さなくなるためです。



並列2気筒


シリンダーが二つで、真横に並んでいるエンジン。

直列2気筒も基本的に構造は一緒だが、たまに進行方向に対して縦に並んでいるエンジンもある。(カワサキ KR500など。)

代表車種はヤマハYZF-R25、スズキGSR250など。

並列2気筒のメリット


 ・単気筒よりパワーが出しやすい
 ・4気筒より燃費が良い
 ・4気筒よりトルクがある。

並列2気筒のデメリット

 ・器用貧乏。突出した特性がない。
なんとも中途半端な説明ですが、後述のV型2気筒といい2気筒は単気筒と4気筒の中間の性能です。

デメリットに特性がないと書きましたが、これは純正での話。
カスタム次第で化けます。

最近では並列2気筒の開発が進み、ミドルクラスでは4気筒エンジンに見劣りしない加速をもつようになってきています。

V型2気筒

シリンダー二つが、V字のように開いているエンジン。
独特な音や低重心にしやすいことから、アメリカンバイクに採用されることが多い。

代表車種はアメリカンタイプのバイク、ホンダVTシリーズなど。

V型2気筒のメリット

 ・車体バランスが良い。
 ・低重心にしやすい。
 ・比較的故障が少ない。

V型2気筒のデメリット

 ・エンジンのレイアウト的に、比較的整備が難しい。
 ・振動が大きい。
振動は大排気量の場合、顕著に現れます。
VT250スパーダなど、割りと低い排気量では逆に回転の上昇もスムーズで、振動も少ないです。

直列3気筒(V型3気筒)


シリンダーが三つのエンジン。
専門的なことは書かないと言ったけど、3気筒を語る上でこれだけは書かなければならないって事があります。

それは、振動による機械損失が極端に少ないということです。(KH250に至っては機械損失が理論上ゼロという話も…)

代表車種はKH250、NS500など。

3気筒のメリット

 ・機械損失が少ないので、エンジンそのものの力を出しきれる。
 ・出力・トルク共に比較的高い。

3気筒のデメリット

 ・低回転での出力・トルクの出方に癖がある。

最近では少排気量用の3気筒のエンジンも開発が進んできているようです。
今後250ccや400ccで主流になってくるかも知れませんね。


直列4気筒

シリンダーが四つ直列並んでいるエンジン。
ひと昔前の250cc以上はこれが主流だった。

代表車種はホンダCB400スーパーフォア、スズキGSR400など多岐にわたる。

直列4気筒のメリット

 ・加速・最高速に優れる。
 ・アクセルレスポンスがよい。

直列4気筒のデメリット

 ・燃費が悪い
 ・振動が細かく、長時間のライディングは辛い。
 ・騒音が大きい
 ・エンジンが重いため、車体が重くなりがち。

デメリットが多い気がしますが、それを上回る走行性能があるため、未だに人気のあるエンジンです。



以上ですかね!

他にもV型4気筒や直列6気筒や水平対向といったエンジンがありますが、
代表的なエンジンはこんくらいかと思うんで、また別の機会にでも。


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